研究課題/領域番号 |
26450095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
藥師 寿治 山口大学, 創成科学研究科, 准教授 (30324388)
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研究分担者 |
松下 一信 山口大学, 創成科学研究科, 教授(特命) (50107736)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 酢酸菌 / 発酵 / 応用微生物 / 酵素 / バイオテクノロジー / 物質生産 / 還元反応 / NADPH / シキミ酸 / トランスヒドロゲナーゼ / 糖代謝 |
研究成果の概要 |
グルコノバクター属酢酸菌は膜結合型グルコース脱水素酵素(GdhM)を用いて,グルコースを主に細胞外で代謝し,一部しか細胞内で代謝しない。一方,本菌の細胞内グルコース代謝はNADPHを生じる代謝である。本研究では,細胞内グルコース代謝ならびにNADPHレベルを向上させることを目的にGdhMを欠損させた。さらに,NADPHを補酵素として必要とするシキミ酸生産で,NADPH供給を評価することを試みた。GdhMの遺伝子破壊株は親株と比べて,グルコースの細胞内利用が活発であった。各種酵素活性測定の結果からもgdhM遺伝子破壊株の細胞内でNADPH供給が増大したことが示唆された。
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