研究課題
基盤研究(C)
アシルホモセリンラクトン(AHL)はグラム陰性細菌のクオラムセンシング(QS)シグナル分子である。その合成酵素の迅速同定法の開発は、QS機構の解明に必須である。AHL合成酵素の反応メカニズムに基づいてデザインした酵素阻害剤をリガンドとしたアフィニティービーズを作製し、迅速にAHL合成酵素をプルダウン精製・同定する手法の開発に成功した。目的酵素の収量と特性の向上に大きく貢献したのは、リカンドと固定化用ビーズとの間に導入したPEGスペーサーと、リカンド固定化量の最適化であった。
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日本農薬学会誌
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130005096499
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