研究課題
基盤研究(C)
スギ花粉症患者末梢血B細胞から樹立したヒト-マウスハイブリドーマから,スギ花粉アレルゲンCry j2およびトマト抽出液に結合するIgM抗体を分泌する3株を選別した。Cry j2のアミノ酸配列をもとに合成したペプチドに対する結合試験により,ふたつの抗体は一次構造上に抗体結合部位を持たないことが判明した。これに対して14-404-117抗体はCry j2のアミノ酸配列101~140の範囲に結合し,抗体が認識するCry j2の中心的抗体結合配列はFKVDであった。FKVD配列を持つトマトタンパク質を検索したところ,アスコルビン酸酸化酵素,セリン/スレオニンプロテインキナーゼに同じ配列が存在した。
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Human Antibodies
巻: 25 号: 1-2 ページ: 17-21
10.3233/hab-160301