研究課題/領域番号 |
26450173
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小関 成樹 北海道大学, 農学研究院, 准教授 (70414498)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | アミノ酸 / 適合溶質 / 非適合溶質 / 食塩 / 浸透圧ストレス / 予測モデル / 浸透圧 / 食塩ストレス / 食中毒細菌 / トリプトファン / Dトリプトファン / ストレス応答 |
研究成果の概要 |
新たな微生物制御技術の開発を最終的な目的とし,D-トリプトファンによるE. coliの増殖抑制効果に関する基礎的な検討を行った結果,以下の3点を明らかにした。1)D-トリプトファンによるE. coliの増殖抑制効果は浸透圧ストレスのみによって誘導されるものでなく,NaCl濃度が重要な役割を果たしている。2)NaCl濃度,D-トリプトファン濃度を説明変数とする,E. coli増殖限界予測モデルを構築し,効果発現に必要な濃度条件の組み合わせを探索可能とした。3)D-トリプトファンの取り込みによってE. coliは死滅し,その死滅速度は温度依存性が明確で,増殖の至適温度付近で最大の死滅速度になる。
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