研究課題/領域番号 |
26450180
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
|
研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
金内 誠 宮城大学, 食産業学部, 准教授 (70404845)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 乳酸菌 / ヒドロキシ脂肪酸 / ヒドロキシ化酵素 / 10-ヒドロキシステアリン酸 / ヒドロキシステアリン酸 / オレイン酸 / 抗ストレス / 脂肪酸取り込み |
研究成果の概要 |
本研究は「ヒドロキシ脂肪酸類」生成による乳酸菌の抗ストレス効果を明らかにすることを目的とした。まず、ヒドロキシ化能の高いL.sakei Y20と、L.sakei標準株とのヒドロキシ化活性について検討した。Y20株は、標準株と比較し、4倍以上強い酵素活性を示し、アルコール、pH、銅イオン、鉄イオンによるストレス条件下でも生存率が高かった。また、ヒドロキシ化に関わる酵素の遺伝子破壊を行い、その存在意義について検討した。ストレス耐性は減少し、膜輸送タンパク質の発現や脂肪酸代謝遺伝子の発現も低下した。これによりヒドロキシ化酵素は、耐ストレス耐性に関わる細胞膜代謝に関わると推察された。
|