研究課題/領域番号 |
26450189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
若原 妙子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 研究員 (70599589)
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連携研究者 |
石川 芳治 東京農工大学, 農学部, 名誉教授 (70285245)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 降雨捕捉率 / 山地斜面 / 風向風速 / 林内雨 / 林外雨 / 雨量計 / 樹冠遮断 / 森林 / 林内雨分布 / ブナ林 / 風速 / 遮断 / 降雨分布 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、実際の降雨量と雨量計によって捕捉された降雨量との差異を、山岳地帯で測定することである。上空が開け風向が比較的一定の斜面では、風速と雨量計の捕捉率は、3mm以上の降雨で反比例していた。雨量計の降雨捕捉率は降雨の真値に近い雨量検定装置の約6-8割であった。更に平均風速が5mを超えると、降雨捕捉率は約5割まで低下した。森林内外の降雨を比較すると、森林外の降雨捕捉率が低かった。これは、森林外で風速が強く、風向のばらつきが大きいためであると考えられる。以上より、強風下で測定された雨量には捕捉損失が多いことが示された。そのため、風速を含めた雨量評価の必要性がある。
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