研究課題/領域番号 |
26450198
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
智和 正明 九州大学, 農学研究院, 准教授 (30380554)
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研究分担者 |
久米 篤 九州大学, 農学研究院, 教授 (20325492)
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連携研究者 |
榎木 勉 九州大学, 大学院農学研究院, 准教授 (10305188)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 窒素飽和 / リン制限 / ストイキオメトリー / 蛇紋岩 / 森林生態系 |
研究成果の概要 |
近年,大気汚染によって生じる大気由来の窒素負荷が樹木の栄養状態に悪影響を与えるのではないかと懸念されている.本研究は,日本の主要樹種であるスギ・ヒノキ人工林の栄養状態を診断し,窒素負荷がスギ・ヒノキの栄養状態に与える悪影響を評価した.その結果,窒素負荷の増大はスギ・ヒノキの窒素吸収量を増加させ,リンなどの他の栄養成分の要求量を増加させていたが,リン不足にはなっていなかった.これは,樹木がリンの吸収効率を上昇させているためと推察された.
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