研究課題/領域番号 |
26450202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
長島 啓子 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (40582987)
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研究分担者 |
田中 和博 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70155117)
高柳 敦 京都大学, 農学研究科, 講師 (70216795)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | シカの食害 / ナラ枯れ被害林分 / 植生回復 / 防鹿柵 / 森林再生 / 小面積皆伐 / 衛星リモートセンシング |
研究成果の概要 |
本研究は,京都三山におけるナラ枯れ被害林分の植生回復の可能性を把握し,有効な植生回復措置を提案することを目的に行った。京都三山全域に拡がるナラ枯れ被害林分はシカの食害による植生の衰退が各地で生じており,ソヨゴ,アラカシ,ヒサカキなどの非嗜好性樹種から低質林になりつつあると言えた。コナラやアベマキが下層に見られることはなく,現状のままではコナラやアベマキの再生は難しい状況であることがわかった。一方,アベマキ・コナラの再生には,斜面下部を中心に小面積皆伐と防鹿柵を設置することが有効であることが示唆された。
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