研究課題/領域番号 |
26450205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 地方独立行政法人北海道立総合研究機構 |
研究代表者 |
大野 泰之 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 森林研究本部林業試験場, 主査 (30414246)
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研究分担者 |
渡邊 陽子 北海道大学, 農学研究院, 研究員 (30532452)
梅木 清 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 准教授 (50376365)
吉田 俊也 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (60312401)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 肥大成長 / 年輪幅指数 / 個体間競争 / 食葉性昆虫 / 素因 / 死亡 / ウダイカンバ / 気候応答 / 局所的競争効果 / 攪乱 / ウダイカンバ二次林 / 針広混交林 |
研究成果の概要 |
2011年に食葉性昆虫(クスサン)の大発生したウダイカンバ二次林(林齢約100年)を対象に、食害後のウダイカンバ(Bm)の枯死パターンを食害前の成長履歴、個体間競争との関係から明らかにした。食害前(2004-2010年)のBmの肥大成長量は、隣接するサイズの大きなミズナラからの一方向的競争効果によって制限されていた。食害後3年間(2012-2014年)の死亡率は17%であり、食害前に低成長であった個体ほど死亡率が増加した。これらの結果は、長期間にわたる個体間競争がBmの肥大成長の低下をもたらし、この成長低下が食害に対する感受性を増加させ、食害後の死亡率の増加に影響したことを示している。
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