研究課題/領域番号 |
26450207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
長谷川 元洋 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70343811)
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研究分担者 |
岡部 貴美子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (20353625)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 土壌動物群集 / トビムシ / 土壌ブロック交換 / 種組成 / 土壌ブロック / ダニ / 土壌動物 / 群集構造 / 決定要因 / 操作実験 / ササラダニ |
研究成果の概要 |
生物多様性の保全の為には,多様性の決定要因を把握することが必要となる。これまで、代表的な土壌動物であるトビムシ群集の住み場所の選好性は、土壌由来の要因か、それ以外の要因かを区別できなかった。この研究では、針葉樹人工林と広葉樹林の落葉層および土壌層を土壌ブロックとして採取し、それを互いの森林間で入れ替える手法でその検討を行った。その結果、トビムシ群集の種組成には、土壌の効果より、場所の効果が強いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の森林管理の指針として,木材生産に加えて、土砂流出防止、生物多様性の保全など公益的な機能についての充実が求められている。スギやヒノキの人工林のような一見多様性の少ない森林においても、生物多様性の豊かな森林へと導く施業の進め方の工夫が必要となってくる。本研究では,スギ、ヒノキ人工林の土壌生物の多様性と,落葉広葉樹の多様性を比較することによりその決定要因を探ろうとしていた。この場合土壌以外の要因も重要であることがわかったので、広葉樹林の土壌生物の多様性を維持するためには単純にその土壌を針葉樹林に運ぶだけでは困難であると言うことがわかった。
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