研究課題/領域番号 |
26450216
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
阪田 匡司 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (50353701)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 土壌炭素動態 / 温室効果ガス / 温度依存性 / 乾燥影響 / 土壌呼吸 / Q10 / 降雨遮断 / 乾燥処理 / 根呼吸 / 微生物呼吸 / Q10値 / 土壌乾燥処理 |
研究成果の概要 |
茨城県かすみがうら市のスギ人工林において、降雨遮断による土壌乾燥処理試験をおこない、土壌呼吸のQ10値を観測した。野外観測による土壌呼吸のQ10値は乾燥処理によって有意に低下した。一方、室内実験による根、リター、鉱質土壌からのCO2放出速度のQ10値は乾燥処理によって有意な違いは認められなかった。乾燥処理区のリターからのCO2放出速度は非常に小さく、また、リターからのCO2放出速度のQ10値は根よりも大きかったことから、乾燥に伴って土壌呼吸に対するリターからのCO2放出速度の寄与率が低下し、Q10値が相対的に低い根呼吸の寄与率が増加したため、土壌呼吸のQ10値が低下したと考えられた。
|