研究課題/領域番号 |
26450221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 山梨県森林総合研究所 |
研究代表者 |
飯島 勇人 山梨県森林総合研究所, その他部局等, 研究員 (30526702)
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研究分担者 |
上野 真由美 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 環境・地質研究本部環境科学研究センター, 研究主任 (00543753)
安藤 正規 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (80526880)
江口 則和 愛知県森林・林業技術センター, 技術開発部, 研究員 (10730004)
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研究協力者 |
浅田 正彦 合同会社AMAC, 代表社員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ニホンジカ / シカ密度 / 階層モデル / 植生指標 / 剥皮 / 最大積雪深 / 下層植生 / 被度 / 状態空間モデル / 階層ベイズモデル / SPUE / 糞塊法 / 区画法 / ライトセンサス / 捕獲数 |
研究成果の概要 |
北海道、千葉県、山梨県、愛知県、京都府で5kmメッシュ単位のシカ密度を、階層モデルによって推定した。シカ密度が高いほど森林を構成する木の皮が剥がれる(剥皮)確率が高く、また下層植生は衰退していた。しかし、剥皮確率は木が細く雪が多い場所でも高く、また樹種によって大きく異なっていた。下層植生の被度は最大積雪深が浅く、傾斜が急であるほど低くなっていた。これらのことから、木の剥皮や下層植生の被度はシカによる影響度として適切な指標である一方、これらの影響度をシカ管理の目標とするためには、積雪深や傾斜など他の要因も考慮する必要があることが明らかになった。
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