研究課題/領域番号 |
26450223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
関野 登 岩手大学, 農学部, 教授 (30171341)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 木質系断熱材 / 熱伝導率 / カーボンブラック / 粗空隙 / 対流伝熱 / 放射伝熱 / 平衡含水率 / 輻射熱伝達 |
研究成果の概要 |
簡易な手法による木質系マット断熱材の断熱性改善を目的として、原料小片へのカーボンブラック(CB)の添加(物理的な付着)による断熱性改善の有無とその程度を調べた。4種類のCBを用い、添加量をパラメータとしてマットの熱伝導率を比較した結果、添加率0.25%という微量添加でも熱伝導率は最大で14%低下することが明らかとなった。CB添加による熱伝導率低下メカニズムをマットの伝熱メカニズムから考察した結果、主たる要因として小片間粗大空隙の伝熱特性の変化が示唆され、CB添加前後での表面性状の変化による対流伝熱や放射率の変化など、今後、検討すべき課題が整理された。
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