研究課題/領域番号 |
26450233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
内海 泰弘 九州大学, 農学研究院, 准教授 (50346839)
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研究分担者 |
矢崎 健一 国立研究開発法人森林総合研究所, その他部局等, 主任研究員 等 (30353890)
永井 智 兵庫県立農林水産技術総合センター, 森林林業技術センター, 上席・主任研究員 (30463417)
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連携研究者 |
山下 満 兵庫県立工業技術センター, 主任研究員 (20470263)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | スギ / 心材 / 辺材 / 水移動 / アポプラスティック |
研究成果の概要 |
重要な造林樹種であるスギでは,その心材含水率は個体間で大きくばらつく.しかしスギ心材の含水率を決定する水の起源と移動経路,水の集積機構について十分には理解されていない. 本研究ではスギの心材に集積する水のアポプラスティックな移動経路解析した.一定の樹高ごとに各年輪における辺材と心材の分布を組織レベルで解析した.辺材年輪数は幹の地上高の増加に従い減少した.一方で,心材化が起こる樹皮からの放射方向の距離は地上高に依存しなかった.このことは幹の上部で心材,下部で辺材となる年輪があることが示しており,年輪境界を経由しない軸方向の水移動経路の存在が示唆された.
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