研究課題/領域番号 |
26450251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
川俣 茂 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産工学研究所, グループ長 (50372066)
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研究分担者 |
中村 洋平 高知大学, 教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門, 准教授 (60530483)
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研究協力者 |
田井野 清也 高知県水産試験場, 主任研究員
田中 幸記 高知大学, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 栄養カスケード / 藻場 / 磯焼け / 禁漁区 / 海洋保護区 / 捕食 / イセエビ / ウニ / 乱獲 / 温暖化 |
研究成果の概要 |
ウニが優占し、その過剰摂食により海藻が生育できない磯焼け場が国内外に拡大しているが、その主因として海外で指摘されているウニの捕食者の乱獲であることを、温暖化が進み、ウニの磯焼け場が蔓延化した高知県沿岸で国内初の事例として示した。対象海域は、古くから禁漁区に設定されている小湾とその隣接漁業区の小湾で、禁漁区には大型のイセエビが多く生息し、その捕食によりウニの密度が特にイセエビの隠れ場の近くで低く、大型海藻が繁茂することを明らかにした。またイセエビがウニを捕食する際の種とサイズの影響を実験的に解明し、その選択的捕食が現場でのウニのサイズと種組成に影響していることを示唆した。
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