研究課題/領域番号 |
26450260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
伊藤 健吾 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (10303512)
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研究分担者 |
秋山 吉寛 国土技術政策総合研究所, 沿岸海洋・防災研究部, 研究官 (20532401)
近藤 高貴 大阪教育大学, 教育学部, 名誉教授 (50116159)
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連携研究者 |
岸 大弼 岐阜県水産研究所, 試験研究部, 主任研究員 (80455526)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カワシンジュガイ / 水産業 / 宿主 / 寄生 / 保全 / サクラマス / 希少種 / 淡水二枚貝 / 養魚場 / 幼生 / 寄宿種 |
研究成果の概要 |
希少種カワシンジュガイの保全のため,宿主魚を多く養殖している養魚場の活用を試みた。その結果,養魚場のような高密度で宿主魚が生息している環境であれば,ごく少数の母貝から吐出されるグロキディウム幼生であっても十分な個体群を維持できることが明らかになった。また,幼生の寄生による宿主魚への影響を調べたところ,本調査地におけるカワシンジュガイの個体群維持に必要なレベルの寄生数(宿主魚一尾当たり数百)では成長率及び生残率には影響がないことが示された。 以上の結果,イシガイ目二枚貝の保全には,水産業のような宿主魚を高密度で養殖している場所を積極的に活用することが非常に効果的であることが明らかになった。
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