研究課題
基盤研究(C)
本研究では、イカ類のグループ・ダイナミックスを、アオリイカを主対象に読み解くことを試みた。その結果、アオリイカの群れには特有の力学が働くこと、本種の集団意思決定に特定個体の動きが関わり、その個体の属性も群れを動かす要因となっていること、このような集団力学は孵化後の時間経過に伴い発達することを明らかにした。さらに、種間比較の観点から、アオリイカに比べて社会性レベルが低いと考えられるトラフコウイカを調べ、群れに特有の力学が作用している様子を明らかにした。
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http://w3.u-ryukyu.ac.jp/ceph_lab/