研究課題/領域番号 |
26450270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
小林 徹 近畿大学, 農学部, 教授 (00298944)
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研究協力者 |
藤井 ひかる
山﨑 景也
猪熊 徹
大橋 昭汰
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 卵割阻止 / 高温刺激 / 四倍体 / 倍数化 / 単極紡錘体 / 中心小体 / 完全同型接合体 / クローン / 2回高温処理 / 分裂装置 / 微小管 / カリオメア / 染色体操作 / 第一卵割阻止 / 高温処理 / 再生阻止 / 倍数性 / 星状体 |
研究成果の概要 |
ホンモロコ受精卵に高温処理を複数回施すことにより効果的に卵割阻止を誘導する条件を明らかにするとともに、この操作による倍数化の細胞学的メカニズムを検討した。その結果、水温20℃で培養した通常発生受精卵の卵割を40.5℃1分間の高温処理によって阻止するには、受精後25分の第一卵割前期に1回目の処理を施し、その終了15分後に再び同高温処理を施すことで高頻度に倍数化が成功(孵化仔魚の46%)することが分かった。この処理条件では、既報のような第二卵割阻止でなく、2回目処理完了直後の第一細胞周期時点で単極紡錘体を形成し、染色体は分離せずに1極に集まることで第一卵割が阻止されることが明らかになった。
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