研究課題/領域番号 |
26450271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
石橋 泰典 近畿大学, 農学部, 教授 (90247966)
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連携研究者 |
松本 太朗 近畿大学, 農学部, 研究支援員 (60454625)
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研究協力者 |
倉田 道雄 近畿大学, 水産研究所, 技術職員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 仔稚魚 / 難種苗生産魚種 / 種苗生産 / 飼育方法 / 飼育環境 / 流動制御 / 光環境 / 高密度 |
研究成果の概要 |
マグロ類,ブリ類,ハタ類の量産が困難な難種苗生産種に共通する摂餌不良,浮上死,沈降死の初期減耗対策に焦点を絞り,様々な検討を行った。まず,対象種の各種視物質オプシン遺伝子を調べた結果,どの魚種も3種類以上が発現し,スマおよびクエは10種以上も発現することがわかった。また,仔魚のオプシン遺伝子の発現様式が魚種で異なり,一部の遺伝子が特定の時期に発現または消失すること,特定の波長光で摂餌,行動等が制御できること等が示唆された。さらに,丸底水槽の使用で対象種の生残率が顕著に優れること,クロマグロでは初期減耗期に限定した高密度生産が可能なこと等,飼育環境制御による新しい種苗生産法のモデルが開発された。
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