研究課題
基盤研究(C)
過去の産卵調査データに月齢データ等を付加し、産卵日・孵化日月齢データセットを整備した。サンマについては、採集網数に対するデータの基準化を行い解析した結果、月齢別産卵尾数・孵化尾数の月齢周期性が周期性モデル解析により確認され、月が満ちている時期の産卵が多い傾向と月が暗い時期に孵化する傾向が認められた。産卵が長期間かつ広範囲にわたって認められるマイワシ等の魚種について、月齢と産卵の関係を探索した結果、いずれの魚種についても月齢と産卵の有意な関係は見出せなかった。以上の結果から、小型浮魚類の月齢同期性産卵現象は種によって認められるものがあるものの、痕跡的であることが分かった。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 6件、 招待講演 6件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
Deep Sea Research Part I: Oceanographic Research Papers
巻: 120 ページ: 132-137
10.1016/j.dsr.2016.12.017
Fisheries Oceanography
巻: 25 号: 4 ページ: 390-406
10.1111/fog.12160
Ecological Applications
巻: 25 号: 6 ページ: 1566-1584
10.1890/14-1216.1
巻: 23 号: 4 ページ: 304-321
10.1111/fog.12065