研究課題/領域番号 |
26450293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
伊藤 琢也 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (20307820)
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連携研究者 |
鈴木 美和 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (70409069)
鈴木 由紀 日本大学, 生物資源科学部, 助教 (30712492)
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研究協力者 |
瀬川 太雄
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | イルカ / バイオマーカー / micro RNA / 診断 / 炎症 / microRNA |
研究成果の概要 |
血中において安定で,かつ臓器障害時に特異的に発現するmicroRNA(miRNA)は,炎症のバイオマーカーとして注目されている。本研究では,水族館におけるイルカの健康や傷病状況を把握するバイオマーカーとしてmiRNAに着目した。ハンドウイルカの諸臓器からsmall RNAライブラリーを作製し,15組織でのmiRNAの発現を測定した。イルカでは新規の62種類のmiRNAを同定でき,脳,心臓,肺および肝臓においてそれぞれ特異的なmiRNAが高発現していた。以上,本研究で同定された臓器特異的に高発現するmiRNAは,イルカの組織傷害のバイオマーカー候補として診断への応用が期待できる。
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