研究課題/領域番号 |
26450313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 広島修道大学 (2015-2017) 広島大学 (2014) |
研究代表者 |
矢野 泉 広島修道大学, 商学部, 教授 (90289265)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 生鮮食料品 / 中央卸売市場 / 卸売市場法 / 地方都市 / 青果商 / 経済民主主義 / 地場流通 / 民間集荷業者 / 公益性 / 生鮮食料品流通 / 卸売市場 / 差別的取り扱いの禁止 / 受託拒否の禁止 / 農産物取扱商業資本 / 卸売業者 / 経済復興 / 民間流通 / 広島 / 歴史 / 戦後復興 / 都市近郊野菜産地 |
研究成果の概要 |
生鮮食料品の円滑な分配のためには、経済発展段階に応じた公的及び民間流通システムの相互補完的機能の発揮が必要であるという仮説を、主に広島の戦後復興過程を事例に検証した。その結果、戦後の配給と闇市等での食料品調達において、近郊農村と結びついた農産物取扱商業資本が分配を担い資本を蓄積し、都市商業の重要な位置を占めていくこと、また経済復興過程で成長した民間集荷業者が中央卸売市場に入場した点に注目し、中央卸売市場の商取引部分は民間の慣習や経営理念に基づいているという公的流通システムの中の私的資本の活動等を明らかにし、その点が卸売市場制度改革における議論の混乱の一要因である点を指摘した。
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