研究課題/領域番号 |
26450401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
長野 功 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40283296)
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研究分担者 |
前川 洋一 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10294670)
鎌足 雄司 岐阜大学, 生命科学総合研究支援センター, 助教 (70342772)
呉 志良 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90313874)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 旋毛虫 / 即時型アレルギー / 免疫抑制 / 分泌タンパク質 / サイトカイン / 組換えタンパク質 / スギ花粉 / 高次構造解析 |
研究成果の概要 |
旋毛虫感染では宿主の免疫能に大きな影響をおよぼす。今回はマウスにスギ花粉を感作し、旋毛虫感染または旋毛虫分泌タンパク質(Tp53)による宿主の即時型アレルギー反応への影響について検討した。その結果、肺の炎症反応は減弱し、特異的なIgE、IgG2a、IgG2bの産生量は低下した。また、感染マウスまたはTp53投与脾細胞のIL-4、IL-17の産生量も抑制されていた。一方、Tp53は脾細胞のLPS刺激によるNF-κBシグナル経路を抑制したが、その機構はIKKのリン酸化を抑制して、IkBaのリン酸化および分解を阻止して、NF-κB(p65)の核内移行を阻害することによるものと考えられた。
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