研究課題/領域番号 |
26450405
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
堀井 洋一郎 宮崎大学, 農学部, 名誉教授 (80173623)
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研究分担者 |
野中 成晃 宮崎大学, 農学部, 教授 (50281853)
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連携研究者 |
桐野 有美 宮崎大学, 農学部, 助教 (70630523)
北原 豪 宮崎大学, 農学部, 准教授 (90523415)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | paraoxonase-1 / Trichinella spiralis / 肝臓 / ラット / マウス / サイトカイン / apoptosis / butyrylcholinesterase / hepatitis / paraoxonase / Paraoxonase-1 (PON1) / ブチリルコリンエステラーゼ (BuChE) / 肝臓疾患 / ブチルコリンエステラーゼ (BuChE) |
研究成果の概要 |
肝細胞由来酵素活性は多くの肝臓疾患で減少する。旋毛虫感染ラットでは、初期よりPON1活性が減少を続けた。その他の酵素活性も減少した。血清中の炎症性サイトカインは寄生虫の腸管内寄生期において顕著に上昇した。抗炎症性サイトカインであるIL-4やIL-10の上昇もみられた。肝臓内では炎症性細胞の浸潤や肝細胞の変性も亢進していた。肝臓内での各酵素のmRNA発現も著しく抑制されていた。旋毛虫感染はラット肝臓で炎症を誘導し、血清中の肝細胞由来酵素活性を低下させることが明らかになった。 一方、マウスで同様の感染実験を行うと、ラットと異なり抗炎症性サイトカインが感染初期から増加し、肝臓での障害が軽減された。
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