研究課題/領域番号 |
26450462
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2016) 国立研究開発法人農業生物資源研究所 (2014-2015) |
研究代表者 |
菊地 和弘 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 動物機能利用研究領域, 主席研究員 (20360456)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ブタ / 精子 / 凍結乾燥 / DNA断片化 / 修復 |
研究成果の概要 |
ブタ精子の凍結乾燥を行うとDNAの断片化が起きる。この断片化はトレハロースにて軽減できるが、処理の有無で受精・胚発生に影響を及ぼさない。DNAの断片化の修復を引き起こす遺伝子が発現する可能性がある。そこで、成熟卵への注入後に6種のDNA修復遺伝子発現を確認したが、断片化されたDNAによって遺伝子発現が誘導されないことが示唆された。一方、卵の成熟が進むにつれ、いくつかの遺伝子でその発現が進展した。卵の成熟中にDNA修復遺伝子の発現量が増加することで、顕微授精卵において凍結乾燥精子のDNAの断片化が修復される可能性が示された。また、顕微授精卵を移植したが妊娠には至らなかった。
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