研究課題/領域番号 |
26450464
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
阿部 広明 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (80222660)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | カイコ / 性染色体 / 転移因子 / トランスポゾン / レトロトランスポゾン / Bombyx mori / W染色体 / 鱗翅目 / 昆虫 / イチジクカサン / 動く遺伝子 / RAPD |
研究成果の概要 |
カイコの性染色体型は、雌がZW(XY)で雄がZZ(XX)である。カイコはW染色体が1本存在すればZ染色体の数にかかわらず、雌になる。カイコのW染色体には形態的な形質に関係する遺伝子が存在しない。W染色体は分子生物学的に解析すると、LTRとよばれる長い繰り返し配列を両端に持つレトロトランスポゾン、また繰り返し配列を持たないレトロトランスポゾン、レトロポゾン、DNA型トランスポゾンなどが、入れ子状になり形成されている。その中でも特筆すべきは、Bm1とよばれる短い配列を持つ、新規の転移因子がである。 パーキンソン病の動きのモデルになるカイコが報告されていたが、これは単なるリアクションであった。
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