研究課題/領域番号 |
26450482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
金尾 忠芳 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (40379813)
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連携研究者 |
玉田 太郎 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 上席研究員 (50391248)
上村 一雄 岡山大学, 大学院環境生命科学研究科, 教授 (80294445)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 硫黄酸化細菌 / 硫黄代謝 / 無機硫黄化合物 / 脱硫硫黄 / 酵素化学 / 酵素の結晶構造解析 / テトラチオン酸 / refolding / 好酸性細菌 / 酵素の結晶化 / 構造解析 |
研究成果の概要 |
本研究は、硫黄を好んで食べる硫黄酸化細菌の「硫黄を消化(代謝)する酵素」を研究することで、その細菌が硫黄を代謝する仕組みを解明する。この理解は「無機硫黄化合物の酵素化学」という硫黄の化学として新たな研究分野を開拓することにつながる。これにより得られる知見は、石油の脱硫に伴い生じた大量の脱硫硫黄の生物的処理への応用が期待できる。我々は既に複数の硫黄酸化細菌から新規な硫黄代謝酵素を発見した。この内、テトラチオン酸ハイドロラーゼは酸性の硫黄酸化微生物にだけ確認されたユニークな酵素であり、この遺伝子の同定・組換え発現・結晶化に成功した。X線結晶構造解析により、その新規な反応メカニズムの一部を解明した。
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