研究課題
基盤研究(C)
本研究ではシロイヌナズナApx2とHsfA2の強光応答における12-オキソフィトジエン酸(OPDA)の関与について調べるため、OPDAを合成できないfad3/fad7/fad8変異株を用いて解析した。その結果、強光照射1時間後のApx2およびHsfA2の転写レベルは野生株と比較して差は認められ無かったことから、1時間以内の誘導にはOPDAは関与していない事が示唆された。また、RNA-seq解析により野生株と比較してfad3/fad7/fad8で発現が1/2以下に減少していた遺伝子は239あり、これらの遺伝子の強光による発現誘導はOPDAを含むオキシリピン類により制御されている事が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 2件)
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
巻: 80 号: 7 ページ: 1254-1263
10.1080/09168451.2016.1176515