研究課題
基盤研究(C)
様々な生物活性を持つメロテルペノイドとして知られるバークレーオン類の全合成に向け、ポリエン環化反応による架橋多環式骨格構築法の開発を行った。モデル化合物を用いた条件検討の結果、ビニル基を組み込んだエポキシアリルシランに塩化ジエチルアルミニウムを作用させると環化反応が協奏的に進行し、架橋多環式化合物が位置および立体選択的に得られることを見出した。C8位に酸素官能基を組み込んだ基質を用いて得た環化生成物に対し、閉環メタセシス反応等を行うことで、C3位が脱水したバークレートリオン前駆体を合成することができた。
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Chemistry - A European Journal
巻: 21 号: 49 ページ: 17605-17609
10.1002/chem.201503969