研究課題
基盤研究(C)
無臭チオールの p-オクチルオキシベンゼンチオールを利用して、糖供与体となるチオグリコシドを調製し、これに種々の超原子価ヨウ素試薬を活性化剤として作用させ、グリコシル化反応を検討した。その結果、塩化メチレン中、1等量のビス(トリフルオロ酢酸)フェニルヨウ素(PIFA)と2等量のトリフルオロメタンスルホン酸を用いてグリコシル化を行った際に良好な結果を得た。特に、2位のアミノ基をフタルイミド基で保護したグルコサミンおよびガラクトサミンの誘導体を糖供与体とした反応では、高収率、高いβ-選択性でグリコシル化体を得ることができ、テルペン配糖体だけでなく二糖誘導体も合成することに成功した。
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