研究課題/領域番号 |
26460031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
根矢 三郎 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (10156169)
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研究分担者 |
鈴木 優章 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (90506891)
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連携研究者 |
川口 章 東海大学, 医学部, 教授 (30195052)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 人工酸素運搬体 / ミオグロビン / 人工ヘム / コバルトイオン / 有機ナノチューブ / 鉄原子 / 化学修飾ポルフィリン / 酸素親和性 / マウスへの投与 / 人工血液 / ピリジンポルフィリン / 配位構造 / 酸素親和性変化 / 芳香族性出現 / コバルト / ポルフィリン合成 / 配位子結合 / スピン状態変化 / 常磁性核磁気共鳴 |
研究成果の概要 |
人工血液は血液型や感染症の問題がなく、長期間の保存ができる。本申請では、今まで顧みられることが少なかった、ヘモグロビン類似物質であるミオグロビンを利用した人工酸素運搬体の開発を目的とした。成果の骨子は、①酸素結合部位にある鉄ポルフィリンの骨格構造を変換してミオグロビンの酸素親和性を適度に下げたこと、②ヘム中心金属を鉄からコバルトにした人工ミオグロビンをつくり酸素結合特性を調べたこと、および③人工ヘムで再構成したミオグロビンを赤血球膜を模した有機ナノチューブに封入した超分子複合体を開発したことである。これらを追求する過程で,溶液のpH等などの浮かび上がる問題点も検討した。
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