研究課題/領域番号 |
26460037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
山口 佳宏 熊本大学, 環境安全センター, 准教授 (10363524)
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連携研究者 |
和知野 純一 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 講師 (00535651)
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研究協力者 |
切替 照雄
藤田 美歌子
清水 伸隆
山縣 ゆり子
黒崎 博雅
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 加水分解酵素 / 薬剤耐性菌 / メタロ-β-ラクタマーゼ / Zn(II)イオン / 結晶構造 / 溶液構造 / 速度論的解析 / メタロ-β-ラクタマーゼ / 高触媒活性 / β-ラクタム剤 / 加水分解機構 / 亜鉛酵素 / 基質認識 / 触媒機構 / Zn酵素 / X線小角散乱 |
研究成果の概要 |
KHM-1は、ほとんどすべてのβ-ラクタム剤を加水分解するメタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)である。KHM-1は、他のMBLと比べるとセフェム系抗生物質に対して非常に触媒効率が高い。そこで本研究は、KHM-1の高触媒効率機構の解析を目的とした。 KHM-1の結晶構造から、活性中心にある2つのZnイオンの一つが解離しやすく、X線小角散乱解析による溶液構造から、構造が非常に類似したMBL(IMP-1酵素)と比べると粒径が小さいことが分かった。さらにKHM-1の活性中心近傍にあるHis170の変異酵素の速度論的パラメータから、KHM-1のHis170は加水分解活性に影響を与えることが分かった。
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