研究課題/領域番号 |
26460042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
関 俊暢 城西大学, 薬学部, 教授 (60196946)
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連携研究者 |
三木 涼太郎 城西大学, 薬学部, 助手 (20635437)
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研究協力者 |
間 祐太朗
田中 雄也
前川 俊久
内田 亘
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 皮膚内動態 / 経皮吸収 / タクロリムス / シクロデキストリン / 刺激応答性 / 皮膚適用 / 全身性副作用 / 微粒子化 |
研究成果の概要 |
タクロリムス(TL)は、アトピー性皮膚炎(AD)の治療に用いられている。ADの皮膚は、その生理的状態が種々変化している。我々は、動物モデルを用いて、皮膚バリア機能と血流変化のTL全身吸収との関係を研究した。皮膚バリア機能の低下とTLの全身移行は、AD皮膚においてよく相関し、軟膏を希釈することで、全身移行を抑制できた。TLの全身移行と皮膚中濃度の関係は、2相性であり、TLの皮膚組織への結合が飽和することが示唆された。 このTLの皮膚内動態を制御するため、微粒子キャリアのデザインを行った。それを構成するシクロデキストリン誘導体は、TLの膜透過速度を制御する有用なツールとなることが示された。
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