研究課題/領域番号 |
26460109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
天ヶ瀬 紀久子 京都薬科大学, 薬学部, 講師 (60278447)
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研究分担者 |
加藤 伸一 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (90281500)
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研究協力者 |
加納 嘉太郎
北居 香菜子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Helicobacter pylori / ヘリコバクターピロリ関連胃疾患 / グルタミン酸 |
研究成果の概要 |
グルタミン酸は食餌中のうま味成分として知られ、小麦や大豆などに多く含まれるアミノ酸であり、消化管粘膜の恒常性維持に寄与している。本研究では、グルタミン酸のヘリコバクター・ピロリ誘起胃粘膜病変に対する効果について検討した。グルタミン酸の前処置は、マウスにおけるヘリコバクター・ピロリ菌による胃炎を抑制した。この作用は、グルタミン酸の抗菌作用ではなく、グルタミン酸による胃粘液増加作用がヘリコバクター・ピロリ菌の胃内定着を抑制したことによると考えられた。グルタミン酸は、ヘリコバクター・ピロリ関連胃粘膜病変の予防および治療に有用である可能性が示唆された。
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