研究課題/領域番号 |
26460110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
秋葉 聡 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (70231826)
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連携研究者 |
石原 慶一 京都薬科大学, 薬学部, 講師 (80340446)
河下 映里 京都薬科大学, 薬学部, 助教 (80509266)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 非アルコール性脂肪肝炎 / ホスホリパーゼA2 / マクロファージ / 炎症 / 肝線維化 / 炎症反応 |
研究成果の概要 |
起炎関連酵素であるIVA型ホスホリパーゼA2(PLA2)が、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の発症進展因子となることを、本酵素を介した細胞応答を担う病態責任細胞の同定をも含めて明確にし、実践的な応用として、特異的阻害薬による本酵素の抑制が病態の進展阻止に繋がることを検証した。IVA型PLA2を全身で欠損させたマウスでは肝線維化などの病変が軽減されたが、単球または内皮細胞での特異的な欠損マウスでは病変の軽減は見られなかった。一方、経口性IVA型PLA2阻害薬の投与はNASHモデルにおいて治療効果を示した。したがって、肝実質細胞や肝星細胞のIVA型PLA2が病態進展に関与することが示唆された。
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