研究課題/領域番号 |
26460111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
大野 行弘 大阪薬科大学, 薬学部, 教授(移行) (00432534)
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連携研究者 |
河合 悦子 大阪薬科大学, 薬学部, 講師 (50268299)
清水 佐紀 大阪薬科大学, 薬学部, 助手 (00630815)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | てんかん / シナプス分泌 / シナプス小胞蛋白SV2A / GABA遊離 / シナプトタグミン1 / てんかん原性 / キンドリング / 神経伝達物質 / GABA / 大脳辺縁系 / シナプス / シナプス小胞タンパク2A (SV2A) / 開口分泌 / グルタミン酸 / シナプス小胞蛋白2A (SV2A) / 動物モデル |
研究成果の概要 |
シナプス小胞蛋白SV2Aのてんかん原性調節機構を明らかにするため、SV2A遺伝子にミスセンス変異(L174Q)を導入したラットを作出し、そのけいれん感受性を評価した。SV2A変異ラットはペンチレンテトラゾール(PTZ)けいれんに対して高い感受性を示した。また、PTZ反復投与あるいは扁桃核刺激によるキンドリング形成にも高い感受性を示した。さらに、SV2A変異ラットの大脳辺縁系において、GABAのシナプス遊離が特異的に障害されていること、シナプトタグミン1発現が低下していることが示された。本研究結果は、SV2A-GABA系がてんかん原性を制御する新たな治療ターゲットとして有用であることを示唆する。
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