研究課題
基盤研究(C)
本申請研究では、海洋無脊椎動物由来のチューブリン重合・脱重合阻害物質を新規抗がん剤のシード化合物として開発するために、海洋無脊椎動物の採集を行い、各動物を処理して粗抽出物を得た。更に、得られた試料について、神経成長因子存在下で、PC12 細胞に対する作用を調べ、チューブリン機能に影響を与えている可能性を有する粗抽出物を見出した。次に活性を示すことが認められた、海綿動物並びにマナマコ、更に、海草の活性成分の検索を行い、セラミド、セレブロシド、asebotin 類を単離することができた。更に、構造活性相関の評価を行うために必要な数種のアナログ体の合成に着手した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (7件)
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