研究課題/領域番号 |
26460130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
木内 文之 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 教授 (60161402)
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研究協力者 |
清水 智史
成川 佑次
羽田 紀康
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | オウゴン / 抗炎症作用 / プロスタグランジン / フラボノイド / 混合物 / 相乗作用 / COX-2 / 遺伝子発現 / baicalein / wogonin / oroxylin A / iNOS / oroxylin-A |
研究成果の概要 |
生薬オウゴンに含まれる3種のフラボノイド成分が,単独では弱い抗炎症作用しか示さないのに混合すると強い活性を示すメカニズムを解析した.炎症の原因物質であるプロスタグランジンE2(PGE2)の産生を誘導するリポ多糖(LPS)で刺激した培養細胞における,PGE2の産生量を測定することによって抗炎症作用を評価し,その過程を解析した結果,3種のフラボノイドは構造が似ているにも関わらず,PGE2の産生過程の異なる場所に作用することにより,相乗的な作用を示していることが判明した.複数の物質が少量でも異なる場所に作用することにより,強い作用を示すのが,生薬の有効性の要因の一つと考えられる.
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