研究課題
基盤研究(C)
本研究では、酸化ストレス防御機構の中核を担うNrf2誘導性のaldo-keto reductase (AKR) の機能を制御する新規阻害剤の探索研究を実施し、現時点で最も理想的なAKR1B10阻害剤の創製に成功した。本化合物は抗癌活性に加えて、抗癌剤耐性細胞株の抗癌剤感受性に対する回復効果を示したため、耐性克服を可能にする画期的アジュバンド薬になると期待される。また、AKRが神経細胞において酸化ストレスに対して保護的に作用することに加えて、筋萎縮性側索硬化症患者のエキソーム解析から細胞レベルでの不活性変異体を見出し、その不活性化機構を明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
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