研究課題/領域番号 |
26460181
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
鹿志毛 信広 福岡大学, 薬学部, 教授 (80185751)
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研究分担者 |
見明 史雄 福岡大学, 薬学部, 教授 (50248522)
佐藤 朝光 福岡大学, 薬学部, 助教 (90369025)
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研究協力者 |
平松 征洋 福岡大学, 大学院・薬学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 乳酸菌 / ゲノムDNA / 抗炎症作用 / オリゴデオキシヌクレオチド / TLR9 / Hsp90 / Hsp70 / TLR9 / NF-κβ / TLR-9 / Elafin / Lactobacillus plantarum / 抗炎症 / DNA / 炎症性腸疾患 / ODN |
研究成果の概要 |
乳酸菌Lactobacillus caseiのゲノムDNA上に発見した抗炎症作用を示す14種のオリゴDNA中で最も高頻度に含まれるODN 7F (TTTTGCCG)が上皮細胞および免疫細胞において抗炎症作用を示し、IBDモデルマウスの症状を軽減したことより、7Fが新たなIBD予防・治療薬となる可能性が示した。さらに、7Fの抗炎症作用にはTLR9が関与すること、また、その作用の発現にはTLR9だけではなくHsp90を介したHsp70の発現増加が重要であることなど、抗炎症作用の機序の一部を明らかにし、乳酸菌から特定した抗炎症作用を持つODNの創薬への可能性を示した。
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