研究課題
基盤研究(C)
ヒト単球系細胞株から分化した樹状細胞(TDDC)を用いた食品添加物の抗原感作性評価法を確立した。TDDCのHLA-DR発現量はオボアルブミン添加濃度依存的に増加することが示された。オボムコイド、β-ラクトグロブリン、そば由来アレルゲンの各種食物アレルゲンを添加によってHLA-DR発現量の有意な増加が示された。またTDDCの遊走能を測定した結果、抗原提示能と同様の傾向が示された。またハプテン抗原であるDNP-BSA の添加により,HLA-DR , CD86の発現量および IL-8 産生量が有意に増加した。同評価法は食品添加物のハプテン抗原や酵素に応用可能であることが示された。
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