研究課題/領域番号 |
26460190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
関根 秀一 千葉大学, 大学院薬学研究院, 講師 (70401007)
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研究分担者 |
伊藤 晃成 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30323405)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 薬剤性肝障害 / ミトコンドリア / 薬物代謝酵素 / 胆汁うっ滞 / BSEP / 活性代謝物 / 胆汁鬱滞 / 薬剤反応性 / 薬学 |
研究成果の概要 |
医薬品の開発段階でのヒトでの薬剤性肝障害(DILI)リスクの予測性の向上を目的として、DILI発現に関わる機序の解明とIn vitroでの予測法の開発を行った。本研究の遂行により、ベンズブロマロン(BBR)等の劇症肝炎のリスクが高い薬物の多くで肝臓における毒性の高い代謝物の生成を介したミトコンドリア透過性遷移(MPT)が見られた。またMPTを制御しているシクロフィリンを欠損したマウスではBBRによるDILIが抑制された。さらに、代謝物の同定・精製を必要としない代謝物を含めたミトコンドリア毒性を簡便に評価可能となる系の構築に成功した。これら研究成果は、安全な医薬品の創生に資することが期待される。
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