研究課題/領域番号 |
26460197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
檜垣 和孝 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (60284080)
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研究分担者 |
大河原 賢一 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (30291470)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 腸神経系 / セロトニン枯渇 / 経口吸収挙動 / 有機アニオン系化合物 / 消化管内移行速度 / bioavailability / 非線形性 / GITA model / 分泌 / 小腸内滞留性 / 胃排出 / 腸移行速度 / 平均滞留時間 / MRP2 / BCRP |
研究成果の概要 |
消化管の機能制御に深く関わっているセロトニン(5-HT)は、過敏性腸症候群などの重篤な消化器疾患との関わりも深い。5-HTの欠乏が有機アニオン系薬物の経口吸収性に及ぼす影響を検討した結果、その経口吸収挙動への影響には、低投与量時には有意な吸収性の低下が、高投与量時には、吸収性の増大傾向が認められた。その要因としては、Mrp2、BCRP等の発現誘導による消化管内への分泌の増大とその飽和、および受動拡散による吸収性の変動が関与しているものと考えられた。また、5-HT枯渇により、消化管上部では移行性の上昇が、下部では低下が認められ、消化管運動性の上部から下部への連動性が失われていることが示唆された。
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