研究課題/領域番号 |
26460232
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
浅野 哲 国際医療福祉大学, 薬学部, 教授 (70568063)
|
連携研究者 |
武田 利明 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (40305248)
|
研究協力者 |
高石 雅樹 国際医療福祉大学, 薬学部, 講師
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 起壊死性抗がん剤 / 皮膚障害 / 罨法 / 酸化ストレス / ヒートショックプロテイン / 細胞骨格 / アポトーシス / 微小管機能阻害薬 / 微小管阻害薬 / 皮膚傷害 / ステロイド療法 / ビンカアルカロイド / タキサン系抗がん剤 |
研究成果の概要 |
起壊死性抗がん剤である微小管機能阻害薬の血管外漏出によりしばしば認められる重篤な皮膚傷害のメカニズムを明らかにし,皮膚傷害の適切な予防とケアについて検討した。ヒト由来の培養細胞を用いた研究により,曝露初期から認められる急性期の細胞傷害には,酸化的ストレスと微小管の断片化による細胞骨格の崩壊が関与すると考えられた。冷罨法(23℃)に相当する培養条件下では細胞傷害性は有意に抑制された。副腎皮質ホルモン剤を添加することによりIL-6の発現が抑えられ炎症反応の抑制が期待されるが,ステロイド剤そのものにも細胞傷害性が出現するため,適正な用量のコントロールが必要であることが明らかとなった。
|