整形外科領域で使用される抗凝固薬の治療効果と副作用の個体差発現要因の解明

• 研究課題/領域番号: 26460237
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 医療系薬学
• 研究機関: 明治薬科大学
• 研究代表者: 花田 和彦 明治薬科大学, 薬学部, 准教授 (10281445)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 個別投与 / 抗凝固薬 / 血栓予防 / 体内動態 / 個人差 / 最高血中濃度 / 静脈血栓塞栓症予防 / フォンダパリヌクス / エノキサパリン / エドキサバン / 人工膝関節置換術 / 静脈血栓塞栓症 / 出血 / 個体差発現要因 / 個別化治療 / 薬物動態

研究成果の概要

人工の膝関節置換術をうける患者さんは、手術後に静脈内に血栓ができる危険性があります。その予防に抗凝固薬を使用しますが、人によっては皮下出血などの理由により薬の投与が中止される場合があります。そうすると血栓ができやすくなります。そのため、薬の投与を中止する原因を明らかにして、すべての患者さんに適切な治療ができるよう検討しました。その結果、患者さんの体重や腎臓の機能をよく評価して、患者さんごとに必要な薬の量を調節する必要性を明らかにしました。

研究成果

• [学会発表] 人工膝関節置換術施行患者におけるエノキサパリンの投与中止の要因解析と体内動態の個体差要因探索 (2017)
  • 著者名/発表者名: 中村悠人、花田和彦、早崎裕太、萩原千晴、高橋晴美、井口智恵、小林義和、柴田壮一、松原肇、月村泰規
  • 学会等名: 日本薬学会第137年会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2017-03-26
• [学会発表] 経口抗凝固薬エドキサバンの定量法の確立と体内動態の基礎検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 松本真一、花田和彦、山口千賢、大野里咲、高橋晴美、柴田壮一、松原肇、月村泰規
  • 学会等名: 日本薬学会第137年会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2017-03-26
• [学会発表] 抗凝固薬投与後のProthrombinase-Induced Clotting Time (PiCT)測定条件の検討 (2017)
  • 著者名/発表者名: 奥山直樹、花田和彦、立澤綾梨、高橋晴美
  • 学会等名: 日本薬学会第137年会
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2017-03-26
• [学会発表] 定量的システム薬理学モデルを用いた活性化部分トロンボプラスチン時間及びプロトロンビン時間国際標準比に影響を与える因子の探索 (2016)
  • 著者名/発表者名: 米山洸一郎、杉山純平、岩圭亮、井上裕貴、花田和彦
  • 学会等名: 第37回日本臨床薬理学会学術総会
  • 発表場所: 鳥取
  • 年月日: 2016-12-01
• [学会発表] Exploration of Factors Affecting the Activated Partial Thromboplastin Time and Prothrombin Time-International Normalized Ratio Using a Quantitative Systems Pharmacology Model. (2016)
  • 著者名/発表者名: Koichiro Yoneyama, Junpei Sugiyama, Keisuke Iwa, Kazuhiko Hanada
  • 学会等名: The American Conference on Pharmacometrics 2016 (ACoP7)
  • 発表場所: Washington
  • 年月日: 2016-10-23
  • 国際学会
• [学会発表] 薬物治療を個別適正化する定量的アプローチ～臨床ファーマコメトリクスの実践～：整形外科領域で使用される抗凝固薬の個別適正化と定量的アプローチ (2016)
  • 著者名/発表者名: 花田和彦
  • 学会等名: 第26回日本医療薬学会年会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2016-09-17
  • 招待講演
• [学会発表] 人工膝関節置換術施行患者におけるエノキサパリンの体内動態と効果・副作用に影響する要因の解析 (2015)
  • 著者名/発表者名: 萩原千晴、早崎裕太、髙島勇基、花田和彦、高橋晴美、柴田壮一、松原肇、月村泰規
  • 学会等名: 第35回日本臨床薬理学会年会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2015-12-09
• [学会発表] 人工膝関節置換術施行患者におけるフォンダパリヌクスの体内動態の個体差発現要因の解析 (2015)
  • 著者名/発表者名: 髙島勇基、花田和彦、高橋晴美、柴田壮一、松原肇、月村泰規
  • 学会等名: 第35回日本臨床薬理学会年会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2015-12-09
• [学会発表] 人工膝関節置換術施行患者におけるフォンダパリヌクスの体内動態と効果副作用に影響する要因の解析 (2015)
  • 著者名/発表者名: 髙島勇基、花田和彦、高橋晴美、柴田壮一、松原肇、月村泰規
  • 学会等名: 第32回日本TDM学会学術大会
  • 発表場所: 松本市
  • 年月日: 2015-05-23
• [学会発表] 人工膝関節置換術施行患者における抗凝固薬フォンダパリヌクスの母集団薬物動態解析 (2015)
  • 著者名/発表者名: 高島勇基、花田和彦、岩 圭亮、松尾拓磨、高橋晴美、柴田壮一、松原 肇、厚田幸一郎、月村泰規
  • 学会等名: 日本薬学会第135年会
  • 発表場所: 兵庫医療大学（兵庫県神戸市）
  • 年月日: 2015-03-28