研究課題/領域番号 |
26460244
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
中村 一基 武庫川女子大学, 薬学部, 教授 (20299093)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | P2Y12受容体拮抗薬 / クロピドグレル / チクロピジン / がん転移 / がん細胞浸潤能 / がん細胞遊走能 / Vimentin / MMP-2 / 血小板 / マウスメラノーマ細胞 / Clopidogrel / 遊走能 / 血行性肺転移モデル / 抗凝固作用 |
研究成果の概要 |
In vivo がん転移実験において、P2Y12 受容体拮抗薬であるクロピドグレル25 mg/kg 投与群ではコントロール群と比較して、肺転移結節数が有意に減少したことから、P2Y12 受容体拮抗薬による抗転移作用が動物実験で確認された。 次に、in vitro 実験によりクロピドグレルは、がん細胞の浸潤能および遊走能を低下させることを解明し、その機序として上皮間葉転換の指標であるVimentin発現量の減少が示唆された。一方、チクロピジンは、がん細胞が浸潤する際に分泌するMatrix metalloproteinase-9 (MMP-9) 活性とMMP-2発現量を減少させた。
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