研究課題/領域番号 |
26460249
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
石井 明子 国立医薬品食品衛生研究所, 生物薬品部, 部長 (50291117)
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研究分担者 |
原園 景 国立医薬品食品衛生研究所, 生物薬品部, 主任研究官 (20280753)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 免疫グロブリン製剤 / IVIG / 凝集体 / 糖鎖 / 免疫グロブリン |
研究成果の概要 |
各種の人免疫グロブリン製剤を用いて、含まれる凝集体・多量体含量、及び各種ストレスによる凝集体のできやすさを評価し、製剤に含まれる分子の特性と凝集体の関連を調べた。酸性条件下で撹拌により生じた凝集体に含まれる分子種についてLC/MSによるペプチドマッピングをおこなったところ、溶液中及び凝集体中の糖鎖プロファイルには大きな差は認められなかったものの、凝集体中ではIgG4の割合が増加していることが明らかになった。以上の結果から、免疫グロブリン製剤に含まれるIgGの各サブタイプのうちIgG4が最も凝集体を生じやすいこと、凝集には糖鎖構造以外の構造及び物理的化学的性質が関わっていることが示唆された。
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