研究課題/領域番号 |
26460292
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
吉岡 和晃 金沢大学, 医学系, 助教 (80333368)
|
研究協力者 |
ビスワス クンタル
安藝 翔
九田 裕一
毛利 公美
清水 翔太
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | PI3キナーゼ / ホスフォイノシチド / 血管内皮細胞 / KOマウス / 血管炎症 / 細胞内小胞輸送 / ノックアウトマウス / 動脈硬化 / 解離性大動脈瘤 / イノシトールリン脂質 / 血管新生 / PI(3)Pホスファターゼ / 粥状動脈硬化 / 血管透過性 / PI(3)P ホスファターゼ |
研究成果の概要 |
当研究室では、クラスII型PI3K-C2α KO マウスは胎生期の血管形成不全により胎生致死となり、C2αが胎生期血管形成及び生後の血管恒常性維持に必要であることを見いだしていた。本研究では、内皮におけるPI(3)Pレベル調節機構を解析するために、PI(3)P脂質脱リン酸化酵素(MTM)種を同定した。更にMTM-KOマウスを作出して表現型を解析した結果、ホモKOは出生直後24時間以内に全例死亡することを見出した。以上の結果から、内皮における脂質リン酸化酵素C2aと脱リン酸化酵素MTMは強調して働き、膜小胞上でPI(3)Pレベルを調節することによって、内皮の恒常性を維持していることが示唆された。
|