研究課題/領域番号 |
26460304
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
村井 恵良 久留米大学, 医学部, 准教授 (40322820)
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研究分担者 |
田中 永一郎 久留米大学, 医学部, 教授 (80188284)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 統合失調症 / オキシトシン / シナプス / パッチクランプ法 / シナプス応答 / 急性単離細胞 |
研究成果の概要 |
統合失調症発現に関与する前頭前野、腹側被蓋野、扁桃体ニューロンからホールセル記録を行い、自発性の興奮性及び抑制性シナプス後電流(mEPSCs/mIPSCs)を記録して各電流の振幅と発火頻度に対するオキシトシン(OXT)の作用を検討した。前頭前野ニューロンでは、OXT投与によりmEPSCsの発火頻度のみが促進され、振幅及びmIPSCsに対する影響はなかった。腹側被蓋野と扁桃体ニューロンでは、OXT投与でmIPSCsの発火頻度のみが促進され、振幅とmEPSCsに対する影響はなかった。 本研究結果より、統合失調症の陰性症状と陽性症状に対するOXTの改善効果が期待できることが示唆された。
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