研究課題/領域番号 |
26460308
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
村上 政隆 生理学研究所, 准教授 (10104275)
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連携研究者 |
杉谷 博士 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (20050114)
橋本 貞充 東京歯科大学, 教養部, 教授 (10201708)
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研究協力者 |
成田 貴則 日本大学, 生物資源科学部, 講師 (70453884)
Steward Martin C. University of Manchester, School of Life Science, Reader
Castagnola Massimo Catholic University of Rome, Biochemistry, Professor
Ekström Jörgen University of Götebörg, Pharmacology, Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 唾液腺 / タイト結合 / 傍細胞輸送 / 血管還流唾液腺 / 水輸送 / 細胞内信号 / 蛍光物質分泌 / 駆動力 / 血管灌流唾液腺 |
研究成果の概要 |
刺激持続時の唾液分泌の大部分は傍細胞分泌である。その経路、駆動力、タイト結合の開閉を明らかにする目的で本研究は行われた。経路の査定のため、種々の分子量の蛍光マーカーを用い、水分分泌速度に対する、唾液/灌流液のマーカー濃度比をプロットした。異なる大きさのマーカーでも同様の関係が得られ同じ経路を通ることが示された。また、その駆動力は主としてタイト結合の両側にかかる静水圧差であった。タイト結合の周辺の振動の精密測定のために灌流線全体の動きを蛍光ビーズを定置させこれを3次元で追尾する手法を開発した。また、ムスカリン受容体刺激により、毛細血管の増加を形態的に捉え、微小循環で駆動力の増加を評価できた。
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